プロジェクトKの目指す霞ヶ関改革案
私たちプロジェクトKは、わが国の戦略を策定するためには、めざすべき国家像というビジョンが不可欠だと考えています。私たちは、わが国のビジョンとして、昨今の時代の流れと、国際的・地政学的な動きを勘案した上で、「三つの国家像」を提示し、これを念頭に置いて活動を続けています。
協創国家
- 官か民かの2項対立ではなく、あるべき行政サービスの姿を描き、それを誰が担うかを決めるのが本来の順序
- 官と民が競争しつつ、協創する社会
小強国家
- 国家以外の各主体が自由に世界と交流するなど、国の役割の見直し(「小さな」国家へ)
- 一方で、国家単位の激しい競争(戦略のある「強い」国家へ)
- より小さくてもより質の高い政策を生み出せる行政
真豊国家
- 右肩上がりの成長は望めず
- 供給側が知恵と独創性で需要側の欲望を掘り起こす時代
- 「選択肢」の拡大こそが真の豊かさ