プロジェクトKとは

私たち「プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)」は、2003年秋に霞ヶ関の構造改革を目指す若手職員による「新しい霞ヶ関を創る若手の会」として結成された組織です。
以来、「現在の日本を取り巻く各種問題に前向きに対処するためには、個別の政策論よりも霞ヶ関における政策決定の仕組みを大きく改革することが急務である」という観点に立ち、霞ヶ関の構造改革を訴える活動を続けています。

プロジェクトKのVision & Mission

公務員は、国民全体のために奉仕すべきであるという原点に立ち戻り、霞ヶ関が歴史的に質が高く、国際的に競争力のある政策を立案できるよう、改革を実行する。

活動理念

◆面的な改革
個別の問題についてではなく、総合的な改革を提案します。
◆建設的な提案
「さらば霞ヶ関」ではなく、良い仕事をしたいが故の提案です。
◆精力的な活動
内部の勉強会のみならず、業種横断的なイベント、メディアへの発信等精力的な活動を続けています。
  • プロジェクトKの目指す霞ヶ関改革案
  • 改革の向こう ~三つの国家像~
  • プロジェクトKの活動内容

メンバー紹介

    ◆若手=20代後半~30代が中心年齢が若く、かつ内情にも通じている世代です。◆霞ヶ関を内から変える単なる異業種交流ではなく、内部の人間による行動の会です。◆各省横断的特定の省中心ではなく、各省庁からメンバーが参加しています。
          • 西山 直人(4期代表)
            2013年国土交通省入省。
            観光庁、住宅局等での勤務ののち、現在は内閣府で災害対応のデジタル化や災害派遣に従事。
            国家公務員として取り組む政策の影響力ややりがいを日々感じていますが、一方で、疲弊していく同僚や、業務のあり方への疑問などから辞めていく職員が絶えない現場に虚しさを感じてきました。また、日々の業務でも、限りあるリソースの使い方が必ずしも効率的でなかったり、単発的な施策に終始し、長期的な視点が持てていないのではと感じることも多く、業務を通じた目の前の課題解決に邁進するだけではなく、そもそもの霞が関のあり方や、国家公務員一人一人の働き方・能力の向上について俯瞰的な視点で考えていかないといけないと思い、プロジェクトKに参加しています。
          • 栫井 誠一郎(4期副代表)
            元経産省、株式会社Publink代表取締役社長 2005年に経済産業省入省。経済成長戦略、人材政策、内閣官房(NISC)、生産性向上、研究開発政策、NEDO法改正チームなどで勤務後、官民の両方のキャリアを積み横串として活動する起業家を志し、2011年退職。 以降、システム会社起業、株式会社Zpeer(共同創業、CTO兼CFO)を経て、長年抱いてきた官民共創への思いを形にすべく、2018年6月に株式会社Publinkを設立。官僚数百人との繋がりや信頼関係を強みに官民共創のイベント、コミュニティ、コンサルティング、メディア事業などを推進。 また、官民横断のキャリアが当たり前になるよう、経済産業省OBOG会、霞が関アラムナイネットワーク、Revolver会(霞が関出戻りの会)を立ち上げ、運営。
          • 北川 由佳(4期副代表)
            国家公務員。2010年国土交通省入省。
            住宅局、観光庁、総合政策局、官房総務課での勤務の後、広島に赴任し、地方支分部局で地域公共交通を担当する課長を経験。本省に帰任後、人事課で採用、障害者雇用を担当し、初めて国家公務員の人事制度を学ぶ。その後、航空局で空港関係業務の人手不足問題、新型コロナ対応を担当し、現在は内閣官房へ出向中。
            国家公務員のミッションは世の中の課題を解決して、人の幸せを増やすことだと考えていますが、個人と組織のパフォーマンスを最大化するために、変革すべきことがたくさんあると感じています。また、人の幸せを実現するためには、そこで働く人が幸せでないといけないと思っています。そんなことに関わりたいと考え、参加しました。
          • 紺野 春菜(4期副代表)
            2012年経済産業省入省。これまで円借款政策、化学・素材業界における国際分野、ヘルスケア産業政策と健康経営の促進等を経験。特に企業における健康経営の促進を進め、さまざまな企業と接する中で、心身の健康およびエンゲージメントや組織へのロイヤリティといったものが企業の生産性や持続的な成長を底上げしていると実感し、霞が関においても同様の人材への取組を行っていかなければ、いずれこの組織は立ち行かなくなってしまうのではないかという危機感からプロジェクトKに参加しております。
          • 榊原 啓
            株式会社スタディーズ代表取締役社長/クリエイティブディレクター/投資家
            株式会社博報堂にて、マス広告クリエイターの視点から表現とマーケティング戦略の融合をテーマに活動。大手企業からベンチャー企業、官公庁まで広く案件を担当したのち、2015年に独立。フリーランスとして企業の採用コミュニケーションを多く手掛けた。既存業界に風穴を開けリスクテイクするスタートアップにこそ広義のデザインが必要である一方、日本市場のデザインコンサルティングファームは大手志向色が強いことに課題を感じ、2018年にスタートアップのための戦略デザインオフィス株式会社スタディーズを創業。スタートアップへの出資も伴いながら、スタートアップや大手企業新規事業開発部門等を顧客に、ブランド戦略全般の支援を行なっている。https://www.studies.design
          • 石原 啓晶
            国家公務員。2011年から経済と産業の発展をサポートする省庁でエネルギー政策、防災、標準化、文化経済などの分野の政策を担当。ゆるく自由な雰囲気でワクワクする日本にすることが目標。東京農工大学大学院卒業(農学修士)、コロンビア大学国際公共政策大学院卒業(MPA)。
          • 諸藤 洋明
            日本電気株式会社。2007年から、システムエンジニアとして官公庁の業務インフラの導入や運用に関わる。2018年に経産省イノベータ育成プログラム・始動に参加したことをきっかけにビジネスデザイナに転身。官民で連携して行政職員の働き方改革ソリューションの実現に取り組む。2020年より大企業の若手中堅が集う実践コミュニティ、ONE JAPANの幹事も務める。
          • 滝野 愛弥子
            組織設計事務所に勤務。一級建築士。霞ヶ関の庁舎や防衛省駐屯地の実験施設の意匠設計業務に着手。
            「政治・行政の世界を建築で変える」
            様々な業界の建物を設計しましたが、日本の未来を作る「霞ヶ関の省庁」が1番働き辛い環境で、建物が懸命に働く官僚の足を引っ張っていると感じました。2020年経産省イノベータ育成プログラム・始動に参加し、100名以上の官僚と意見交換を行い、世界で活躍する起業家にアドバイスを頂きながら最善案を考察しました。プロジェクトKでも人事やデジタル分野等と共創し、未来の霞ヶ関を構想したいと考えています。
          • 西川 朋子
            文部科学省  官民協働留学創出プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」広報・マーケティングチームリーダー。
            出版社、PR会社、スタートアップ広報等を経て、2014年より現職。2018年(一社)ヨコグシを設立、代表理事に就任。2018年より文部科学省広報戦略アドバイザー業務を受託。世の中の理不尽を少しでも減らすべく、セクターを越えた協働、広報・コミュニケーションを応援することがライフワーク。家族は夫と保護猫4匹。https://yokogushi.jp/
          • 金子 敏明
            内科医、元厚労省医系技官。医師として総合診療科や救命救急科に従事した後、医療現場と政策の架け橋となるため、 厚労省及び高知県庁で医療政策の立案、疾病対策、新型コロナウイルス感染症 に係る水際対策等を担う。 厚労省の兼業制度を活用し、地元の医療機関に勤務していた際、 地域医療問題や新型コロナウイルス問題に触れ、現場から諸課題に取り組むため厚労省を退官。故郷の茨城県かすみがうら市にUターンし、活動中。
          • 浦上 晴香
            平成25年厚生労働省入省、労働部局にて総務課や原課原係を経験。内閣官房に出向し、働き方改革にも従事。霞が関の長時間労働体質、組織のあり方に疑問を持ち、プロジェクトKに参加。その後、厚生労働省を辞め、民間企業に転職。
          • proK_member1
            竹谷 理志
            2003年環境省入省。これまで地球温暖化対策、リサイクル政策などに携わる。2012年7月からは国連気候変動枠組条約事務局(ドイツ・ボン)に出向中。「三つの国家像」に強く共感したことがプロジェクトK参加のきっかけ。省の新卒採用や「架け橋」企画の担当、育児休暇などの経験を踏まえ、特に人事制度の改革に関心をもっている。
          • 桜井 順
            会計検査院勤務。国土交通省・内閣府での勤務経験あり。霞ヶ関で働く職員のありのままの姿や考え方をできるだけ多くの人に知ってもらい、その上であるべき姿を議論してもらいたいという想いで活動を行っている。プロジェクトKの代表代行として、事業全体のとりまとめを担当(メンバーのお目付役?)。
          • 碇 建人
            参議院事務局職員。「霞が関」の職員ではないが、同じ公務員として、少しでも国を良くしたいという思いから参加。会計&庶務を担当。
          • proK_member1
            池田 真
            国土交通省土地建設産業局企画課課長補佐
            プロジェクトK 自治体プロジェクトリーダー
            NPO法人地域から国を変える会理事プロジェクトKでは自治体プロジェクトのリーダーとして、霞が関と地方公共団体若手有志を集めたイベント、合宿等を企画・運営。また、東北まちづくりオフサイトミーティングやNPO法人地域から国を変える会との橋渡し役も行っている。
            小さなきっかけがいつの間にか大きな流れへと変わる。
            自分も、社会も変わる。これが私の実感です。
            プロジェクトKの活動にご関心をお持ち頂いたら、ぜひ、一緒にやりましょう。
          • proK_member1
            上村 雅人
            (独)鉄道・運輸機構事務系職員。所属独法にて人事、労務、用地を経験。プロジェクトKでは、出版企画などを担当。業務に従事するうち、自らの組織改革及び霞ヶ関改革の必要性を実感。行政執行機関の現場の声を届けつつ、実態を踏まえた霞ヶ関改革を行うため活動に参加。
          • proK_member1
            久保田 崇
            内閣府参事官補佐として「子ども・若者育成支援推進法」の立案等に携わる。東日本大震災後のボランティア活動を契機として、2011年8月1日より陸前高田市副市長。NHKスペシャル「日本新生 生み出せ!“危機の時代”のリーダー」、フジテレビ「新報道2001」など出演。著書に『官僚に学ぶ仕事術』(マイナビ)、『官僚に学ぶ人を動かす論理術』(ベストセラーズ)などがある。プロジェクトK理事。
            プロジェクトKに入ったきっかけは、1人の力は小さくても、同志が集まれば大きなことでも変えて行くことができる!と思ったからです。
            現在被災地(陸前高田市)に赴任しているので実情を広く発信すること、著作を通じてプロジェクトKの活動を広く伝えることです。 少子高齢化、雇用不足にも悩む被災地の「いま」は日本の近未来です(例えば陸前高田市の高齢化率33%は、日本全体が2035年に到達する数値)。
            ぜひ被災地に関心を持ち、訪れてみてください。
          • proK_member1
            尚 智栄
            民間企業に勤務。プロジェクトKでは、HP制作を担当。官民協働の社会を形成していくためには相互理解が不可欠であると考え、そのためにはメディアでは決して伝わらない霞ヶ関の生の声、リアルな姿を発信することが必要であると痛感。今後も積極的に情報を発信し、官民のつながりを深めたいと考えている。
          • proK_member1
            瀧澤 勇人
            民間企業に勤務しているエンジニア。様々なNPO、NGOの活動にも関わり、未来ある日本の改革のためにプロジェクトKの活動にも参加し、IT関係を担当。
            HP作成のお手伝いから、メンバーの霞が関改革に賛同してスタッフになりました。市民の一人として、日本の未来は、霞が関の改革から。
          • proK_member1
            竹内 帆高
            国土交通省勤務。プロジェクトKでは政策提言作成のための勉強会の運営や、マスコミ出演などの発信活動を担当。これまでに、NHKスペシャル「日本新生 生み出せ!“危機の時代”のリーダー」、TBS「情報7daysニュースキャスター」などのメディアに出演。2011年より、プロジェクトKの朝比奈元代表が立ち上げた、青山社中リーダー塾に第1期生として入塾。
          • proK_member1
            中村 隆之
            文部科学省勤務。現在は、学生支援の充実や留学生交流の促進に関する政策の企画立案に従事。在籍2年目に内閣官房への出向を経験し、民間出身者とともに行政支出のムダ削減に取り組む。
            このころから、現状の霞が関の仕組みや行動様式に漠然とした違和感を覚え、霞が関の構造改革を志すプロジェクトKの門をたたきました。活動では広報(おもに出版)を担当しています。
            最初の志を大切に、一緒に霞が関を日本をよくしていきましょう!
          • proK_member1
            西迫 里恵
            2009年環境省入省。これまで、大気汚染対策や地球温暖化対策等の業務を経験。
            プロジェクトKでは、官民交流の場である「架け橋」企画を担当。「架け橋」企画を通して、官民問わず真剣に日本の未来のことについて考え、アクションを起こすきっかけを作っていきたい。
          • proK_member1
            能勢 雅樹
            国税庁技官。10年超の公務員生活の中で全国を旅(転勤)し続けています。地域の問題、組織の問題、そして個人の資質の問題、それらが複雑に絡み合って、巨大な壁のように立ちはだかり、閉塞感を覚えることは多い。ただ、それでも、諦めずに、たとえ小さくとも、できることを1つずつ実現し、解決していきたいと思っています。プロジェクトKでは、主にIT関係を担当しています。
            プロジェクトKは若手公務員主体の集まりですが、民間人も含め、年齢や所属を超えて、自由に意見を言い合える場として優れています。
            そういう自由な雰囲気から、様々なアイディアが生まれ、また自分を成長させていけると思うので、参加しています。
          • proK_member1
            福嶋 慶三
            尼崎市勤務。環境省入省、内閣官房での勤務も経験。現在は地方自治体の現場から、日本全体につながる成功モデルを作るべく日夜奮闘中。プロジェクトKには、省庁を越えて改革マインドを持つ若手が多く集まっているところに魅力を感じ参加。
            サークル感覚で楽しくやっていますので、ぜひ、一度、プロジェクトKのイベントや勉強会に遊びにきてみてください!
          • proK_member1
            福田 宏晃
            2007年法務省入省。民事局などの内部部局の他、2009年10月から内閣府行政刷新会議事務局へ出向し、事業仕分けの企画立案に関与。また、2012年7月から大阪市特別顧問スタッフとして、大阪市へ出向中。
            最初は勉強会に参加しているだけでしたが、霞が関や日本全体のことについて、官民問わず色んな方があるべき姿を自由闊達に話し合う雰囲気に惹かれ、スタッフとして参加を決めました。
          • proK_member1
            朝比奈一郎
            青山社中株式会社 筆頭代表(CEO)
            中央大学(公共政策研究科)客員教授
            秀明大学客員教授
            慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)1973年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。
            ハーバード大行政大学院修了(修士)。
            経済産業省でエネルギー政策、インフラ輸出政策などを担当。
            アジア等の新興国へのインフラ・システム輸出では省内で中心的役割を果たす。
            小泉内閣では内閣官房に出向。特殊法人・独立行政法人改革に携わる。
            外務省「世界の中の日本:30人委員会」委員。(2006年)
            「プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)」前(初代)代表。
            主な著書に「霞ヶ関構造改革・プロジェクトK」(東洋経済新報社・共著)、「霞ヶ関維新」(英治出版・共著)など。
          • proK_member1
            遠藤 洋路
            青山社中株式会社 共同代表(COO)
            1974年高知県生まれ。東京大学法学部卒業。
            ハーバード大学行政大学院修了(公共政策学修士)。
            文部科学省で生涯学習、初等中等教育、学術国際交流、知的財産政策などを担当。
            同省を退職後、青山社中株式会社共同代表として、政党・政治家向けコンサルティングなどに携わっている。プロジェクトKでは、前理事として渉外等を担当。
          • proK_member1
            小紫 雅史
            留学中に、霞が関で働くことの面白さと問題点について考えていたところ、同じ想いを持つの前代表朝比奈とボストンで話し込み、意気投合したのがプロKの始まり。以降、主に架け橋企画などを担当した。現在、公募で選んでいただいた奈良県生駒市で副市長として奮闘中。地方自治体と霞が関がお互いに学びあうことでまだまだ日本社会は活性化すると信じています。
          • proK_member1
            芳野 行気
            環境省に勤務後、外資系コンサルティングファームを経て、現在は企業再生支援機構に勤務し、ターンアラウンドマネジャーとして日本航空やヤマギワの再生に尽力。プロジェクトK創生期のメンバーとして、地方自治体との関係の深耕や前著の出版等を担当した。

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